「カウンセリングコーナー」の役割

「カウンセリングコーナー」が開設・始動してから3カ月がたちました。
お陰様で、皆様がご活用くださって、好評をいただいております。

例えば、はじめはこんな悩みで大げさかしらと思われても、カウンセリングを通じて、実はご本人の認識以上にその悩みが深く、大きいものであったと気づくことがあります。

カウンセラーにお話をされることで、『物事を前向きに考えて進むようになった』・・・そのようなお話をお聞きすると、勇気を持って行動を起こし、私たちのコーナーに訪ねて来ていただいて、本当によかったと思います。

皆様もご承知のように、最近は企業内においても、「カウンセリング」などの窓口を設けているところも増えてきていますが、やはり心の悩みや精神的な問題は、会社の中では勤務成績や人事などに影響するのではないかとの危惧からか、なかなか足が向かないのが実態のようです。

ウィープロジェクトにおけるカウンセリングコーナーは、経験豊かな「臨床心理士」が担当しています。
時々誤解をされている方もいらっしゃるのですが、カウンセリングとは、相談すれば何でも困ったことに答えてくれる、あるいは悩みを解決してくれるというものではありません。
考えるのも解決策を試みるのも、主役はご本人自身です。
そもそもの事の起こり・問題を模索し、考え、向き合い、いつの日かご自身で解決へと進まれる、そういうものではないでしょうか。

きっと解決の糸口が見いだせることを信じて、その問題と、あるいは自分自身と向き合ってゆくのです。
そして、その間には、カウンセラーの手を借りつつ自分自身で気づくことがあったり、辛い思いをすることもあるかもしれません。
カウンセラーはゆっくり相談者の話を聞き、信じて共に考えながらご本人が動き出されるのを、粘り強くサポートしてまいります。

人は生きている限り、一人ではなく、会社・学校・家庭など社会の中で暮らしています。そこには必ず何らかの問題があり、なかなかその悩みから解放されないこともあるでしょうが、何か一つでも乗り越えることができたときに、達成感とともに自分自身への自信に繋がって生きるパワーを得ることができるのではないでしょうか。

カウンセラーは、そんな皆様の「心のサポーター」としてお手伝いをします。
どうぞお気軽に、ご相談にお訪ねください。